日能研A2 6年生 11月の雑感

11月も過ぎ、受験まで2か月を切りました。毎週末のテストと日特、また結構な量の宿題をこなす感じで1か月が過ぎていきました。

6年生の11月にもなると、A2クラスとはいえ公開模試ではあの短い試験時間でかなりの多量の問題をてきぱき解けるようになってきます。ただ、なんとなくの感覚ですが偏差値60くらいだった長男と比べると、どうしてもまんべんなく解く力が不足しているようにも思えます。簡単な問題でもポツポツ落とすところがあったり、計算ミスが毎回数問あったり、漢字の書き取りの正解が7割くらいにとどまるとか。そういう細かいところの差が積もって差ができているようにも思います。決して勉強不足ということでは無いように見えるのですが。。

11月からは志望校の過去問を見始めました。過去問を見て思うのは、合格最低点に向けてどの科目でどいうふうに得点を取っていくかという作戦を立てることが大事だなということです。つまり、自分のレベルより少し上の学校を狙う場合、最低点をクリアするためにどうするかを考えておくべきだということです。これからの残り2か月間で全科目・全分野をまんべんなく実力を上げることは難しいですから、学校の試験パターンをよく見つつ、子供の得意分野/不得意分野からどういう得点をしていくのかを考え、それに向けて足りない部分を補っていく学習をするのが必要だと思います。

日特では一応志望校別授業という体になっていますが、狙う学校の出題傾向がどういうものなのかについて説明されていないようですし、教材もいろいろな学校の過去問を集めただけのものですから、どういったことを主眼に学校別対策をしていくべきかがちょっとわかりません。その点、早稲田アカデミーのNNは、学校別の傾向を親にも説明してくれましたし、教材も完全にその学校向けですから、家庭学習を進めるうえでもそれらの教材は大いに役に立ちました。実力的にギリギリの学校に滑り込みで合格することを狙うなら、どうしてもヤマハリは必要ですからね。

コロナ禍の影響もあって日特はZOOMで実施するようになりましたが、娘に言わせるとどうしても集中力が欠けてしまうとか。周りに一緒に頑張る友人がいるなかで切磋琢磨するほうが集中力が保てるし、授業もライブで受けたほうがメリハリもあるので、頑張れるのはよくわかります。自分もそうでしたし。ということからすると、今年の受験生は例年とは比較にならないほど自分自身と向き合うことが多く強いられていますので精神的にもタフさが求められているかなと思いました。

来月からは塾の宿題がなくなってくるとのことなので、受験校対策と苦手分野の対策を主にして、家庭学習の時間を有意義に使うことが合格に向けたカギになります。今までは週末の試験問題の見直しだけをするだけでしたが(まあ、それでも毎週のテストなのでつらいのですが)、これからは平日に過去問を解いてもらうので、それらの見直しもしていこうかと思っています。親も頑張りどころですね。

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